36歳で患った髄膜炎入院生活日記

突然の髄膜炎で入院することになり、その闘病生活について記録します。

向かいのおばあさま

私の正面のお部屋に

品の良いおばあさまがいました。

 

可愛らしいおばあさまで、

看護師さんに「ガスはでてますか?」

と聞かれても、「いえ」と言ったり。(本当は聞こえる)

トイレも「1人でできるわよ」と気高さを見せたり。

 

毎日優しい旦那様がお世話にきていました。

そんな様子を見るというか聞くのが好きだったけど、

おばあさまがトイレに近い病室へ移られてしまいました。

 

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居なくなった場所はガラン。

さみしい。

 

ずっと一緒にいると、

同じ仲間のような気持ちになってきます。

 

みんな私なんかより重たい症状。

色んな人生があります。

私なんか元気なのに、

たまにイライラしたり

腐ったり。

 

私も素敵に歳をとりたい。